プログラム選考委員(50音順)
門林 雄基 Youki Kadobayashi, Ph.D.
奈良先端科学技術大学院大学准教授。大阪大学大型計算機センターを経て、2000年より現職。2008年からITU-T(国際電気通信連合)において、サイバーセキュリティの標準化に従事。国内外のサイバーセキュリティ教育や人材育成にも尽力している。産学官の研究コンソーシアム「WIDEプロジェクト」のボード・メンバー。本年度から日欧国際共同研究FP7 NECOMA Project 日本側代表を務める。WASForum Hardening Project実行委員長。
高橋 正和 Masakazu Takahashi
日本マイクロソフト株式会社 チーフセキュリティアドバイザー
標準ライブラリやOSなどの基本ソフトの開発に従事した後、セキュリティ企業で脆弱性検査や侵入検知をはじめとするセキュリティビジネスに携わる。
ペネトレーションテストが常識だった脆弱性検査に合理的で再現可能な検証方法をとしてホワイトボックステストを提唱。侵入検知においては、監視・運用技術を体系化し、多数のSOCビジネスの立ち上げを担当した。
2006年11月にマイクロソフトに入社。チーフセキュリティアドバイザーとして、マイクロソフトが指向するセキュアなコンピューティングへ取り組むとともに、最新のセキュリティについての、寄稿、講演を行っている。
業界団体においても積極的に活動を行っており、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)副会長などを務める。
武田 圭史 Keiji Takeda
慶應義塾大学環境情報学部教授。博士(政策・メディア)
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。防衛庁・航空自衛隊およびアクセンチュア株式会社勤務の後、カーネギーメロン大学日本校教授を経て現職。兵庫県参与など官公庁自治体等における情報セキュリティ関連委員等就任。侵入検知システムの開発評価、セキュリティインシデントへの対応、脆弱性情報流通機構の設計など情報セキュリティ分野における研究開発・運用・人材育成・コンサルティング等幅広い業務に従事。
寺田 真敏 Masato Terada
HIRT(ハート)(Hitachi Incident Response Team)チーフコーディネーションデザイナ
1986年の入社以降、汎用大型計算機や分散コンピューティング環境の研究を経て、ネットワークセキュリティの研究に従事。1998年にHIRTの試行的な活動を開始し、2002年に国内で使われているソフトウエアのぜい弱性に関する情報を提供するJVNの前身となる研究サイトを立ち上げた。現在はHIRTの活動のほか、JPCERT(ジェイピーサート)/CCの専門委員、情報処理推進機構セキュリティセンター研究員、中央大学大学院客員講師、NCAの副運営委員長なども務める。博士(工学)。
根岸 征史 Masafumi Negishi
株式会社インターネットイニシアティブ セキュリティ情報統括室 シニアエンジニア
大手電機メーカー、セキュリティ関連企業、外資系コンピュータベンダにて、ネットワーク構築、セキュリティ監査、セキュリティコンサルティングなどに従事。2003年 IIJ Technologyに入社、セキュリティサービスの責任者として、セキュリティ診断などこれまで数多くの案件を担当。現在は IIJのセキュリティインシデント対応チームに所属し、主にセキュリティ情報の収集、分析、対応にあたっている。2007年より SANSトレーニングコースのインストラクター、2012年より OWASP Japan Advisory Boardのメンバーでもある。
福本 佳成 Yoshinari Fukumoto
楽天株式会社 システムセキュリティ室 室長
インターネットセキュリティ専門会社でセキュリティプロダクトの研究開発を経て、2002年に楽天株式会社に入社。楽天グループのインターネットサービスのセキュリティを担当。主には安全なソフトウェア開発の推進とセキュリティ運用支援を担当している。Rakuten-CERT representative。活動開始時より、OWASP Japan Advisory Boardを務める。
ローカルコミティ・実行委員
オーガナイザー: 岡田 良太郎 Riotaro OKADA
リスク・リサーチャ
兵庫県神戸市出身。ソフトウェア開発・ネットワーク構築に20年以上の経験がある。独立系開発会社、メーカー研究開発部門、コンサルティングファームにおいて、ネットワーク構築、ソフトウェア開発、情報セキュリティ実装を展開。オープンな技術の普及啓蒙活動として、日本におけるLinux、PHPなど技術コミュニティの創設に関わり、また2004年Web Application Security Forumの設立メンバーであり、ボードメンバーとしてセキュリティ実装の普及啓蒙に従事している。情報処理推進機構(IPA)研究員として8年の経験を持ち、地方自治体のIT調達戦略調査、ITによる災害対応などを担当した。現在、国際標準推進センターにてマーケット分析WG主査、ビジネス・ブレークスルー大学大学院客員研究員、ニコニコ学会β幹事。OWASP Japan Chapter Leaderを務める。CISA、MBA(BBT、2009)。
プログラムディレクター: 上野 宣 Sen Ueno
奈良先端科学技術大学院大学で情報セキュリティを専攻。eコマース開発ベンチャーで東証マザーズ上場などを経て株式会社トライコーダを設立し、情報セキュリティ教育、ネットワーク/Webアプリケーション脆弱性診断などに従事。
株式会社トライコーダ 代表取締役、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター研究員、情報セキュリティ専門誌 ScanNetSecurity 編集長、WASForum Hardening Project実行委員。発足時からOWASP Japan Leaderを務める。
主な著書に『HTTPの教科書』『今夜わかるTCP/IP』『 めんどうくさいWebセキュリティ』など。
スピーカーマネージメント: 中野渡 敬教 Takanori Nakanowatari
OA機器メーカーにてセキュリティ・マネジメントおよびソフトウェア開発に従事。海外のAppSecに参加するなど、OWASPのグローバルの活動に精通しており、OWASP Japanの主催するOWASP Meetingのプログラムにて経験をシェアした。CISSP。2013年よりOWASP Japan Advisoryを務める。
パブリックコミュニケーション、デザイン: ドラーチャ・ロバート Robert Dracea
インターネット・サービス事業を展開する企業にて、グローバル戦略を担当。日本の高い技術力をグローバルに展開すべきとのミッションのもと、事業面では国内外のサービスとのアライアンス、ボランティアとしてOWASP Japanの主催するOWASP Meetingで通訳として活動。発足時よりOWASP Japan Advisoryを務める。
渉外・ロジスティクス: 中澤 一聡 Kazuaki Nakazawa
インフォセックにてセキュリティ・プロダクトやサービスの展開に従事。エンタープライズ・マーケットへのセキュリティ啓蒙の観点から、さまざまな業種・業態におけるセキュリティ実装の支援活動に携わっている。OWASP Japanの活動に参画し、2013年よりOWASP AppSec Apac 実現への支援に参画。
技術監修: はせがわ ようすけ Yosuke Hasegawa
ネットエージェント株式会社 エバンジェリスト、株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 技術顧問。Internet Explorer、Mozilla FirefoxをはじめWebアプリケーションに関する多数の脆弱性を発見。Black Hat Japan 2008、韓国POC 2008、2010他講演多数。 http://utf-8.jp/
活動開始時より、OWASP Japan Advisory Boardを務める。
アート・ディレクター: 川崎 稔 Minoru KAWASAKI
株式会社フォーキックス代表取締役/クリエイティブディレクター
コピーライター、外資系広告企業にて、また日本の広告代理店にてエグゼクティブ・クリエイティブディレクターの20年の経験を持つ。広告・マーケティング関連のほか、書籍や翻訳書の執筆や編集にも従事してきた。プロフェッショナルとして様々なコラボレーションを志向し、2013年7月、株式会社フォーキックスを設立。ビジネス・ブレークスルー大学大学院グローバリゼーション専攻終了。MBA(BBT, 2010)
The OWASP Foundation
Sarah Baso
OWASP Executive Director
Kate Hartmann
OWASP Operations Director
Kelly Santalucia
OWASP Membership & Business Liaison
Samantha Groves
OWASP Project Manager
Alison Shrader
OWASP Accounting
Matt Tesauro
IT Administrator
Laura Grau
OWASP Event Manager